INTERVIEW Wakana.M Wakana.M

設計を志す人間にとって

アイネストは

最高の環境だと思う。企画開発部 Wakana.M

小さな頃から「家」に携わる仕事を目指し、ハウスメーカー勤務を経て2019年9月、アイネストに入社。
現在は、企画開発部にて建築物のプロデュースに携わっている。

私の色をもっと出したい。設計から施工まで全部やってみたかった

なぜ転職しようと思い立ったのか。

前職は主に分譲住宅を扱っているローコストのハウスメーカーで働いていました。その会社は設計もしていて、母がインテリアコーディネイターをしていたこともあってか、小さな頃から「家」というものに携わることが夢だったので、設計部隊があるその会社は私にとってうってつけの会社でした。
ですが、ローコスト住宅がメインだったので、間取りも仕様もある程度はパターンが決まっているんですよね。
「家」というものに興味を持って、建築という分野に魅せられ始めて、いつか自分が思い描く設計をしてみたいと思っていた私にはこの状況に満足がいかなくなってしまったんですよね…。私自身の色を出した設計をしたい、その上で施工というものを知らないと図面上だけの世界で生きてしまう。住宅の設計から施工まで一貫して携われるような会社で働いてみたいと思い、転職を決意しました。

i-nestへの入社の決め手となったのは?

アイネストに魅力を感じたのは、施工と設計が近いところにある会社だなと感じたところです。企画開発部の仕事は建物のプロデュースで実際の施工そのものは外注ですが、現場に赴いて大工さんや職人さんと直でしっかりと打ち合わせをする姿勢。自分の目でちゃんと視認して、進捗を現場で確認する。そういう細かな部分を大事にしている会社はなかなかないと思います。
二次面接の時に、実際に現場で先輩社員の方と一緒に完成物件を見学させていただいたんです。その物件を見て、なんて良い仕様なんだろう、今まで扱ってきた分譲物件とは全く違っていて、分譲なのになんて個性があるんだろうって。もう何もかもが私にとって理想的でした。そのとき、面接官でもあった今の上長にも言われた「自分の家をつくっていくイメージだよ」という言葉も印象的で、全ての物件に対して自分の家をつくるくらいのこだわりをもって1棟1棟デザインをしていくアイネストという会社の姿勢を感じました。その瞬間、ここで働きたいという想いしか私にはありませんでした。

何もかもが理想的に見えた。ここで働きたいという気持ちしかなかった

今の業務の魅力は?

私が配属させていただいている企画開発部の魅力になりますが、注文住宅の設計に携わっている方には凄くステキでやりがいのある環境だと思います。
例えば、アイネストの建売住宅は建物完成後に販売するので、基本スタート地点にお客様はいらっしゃいません。ですのでというと語弊があるかもしれませんが、自分自身が良いと考えて設計し、創りあげた家を気にいっていただいたお客様が購入してくれるという流れになります。たとえ注文住宅でも「ここはこの方が良いと思います」という提案に対して、予算の都合やお客様の好みで却下されたりすることが多々あります。もちろんお客様がいるので当たり前のことなのですが、それはありません。社内プレゼンをして、その物件にニーズがあるか?というビジネスとしての勝算を問われることはありますが、自分の求めるクリエイティブに対して、真正面からチャレンジできる環境は、設計を志す人間にとって最高の環境だと思います。

印象に残っていることは?

アイネストは戸建てだけじゃなくマンションも扱っているのですが、マンション事業を主に担当されていた社員が退職されて、私がマンションにも興味を持っていたこともあってか、補佐的にプロジェクトに入れていただいたことがとても嬉しかったです。
戸建ての考え方とは全く違う世界、その時に培うことができたマンション事業のノウハウがその後、タイミング良く入ってきたオフィスの改装での仕事にも微力ながら活かせることができました。
ですが、ちょっと反省しているところもあります。興味があっていろんなプロジェクトに携われることは喜びでしかなかったのですが、程なくして、他の仕事といろいろ重なってパンクしちゃいまして…。それも勉強で、自分の中で大きな学びになりました。他の仕事でもそうですが、今だったらもっといい提案ができたのになとか思うことはありますね。でも、それは日々成長してるからこそだと思います。

良い空間に良いものを、私の引き出しに もっとたくさん詰め込んでいきたい

今後の目標や取り組みについて

今は目の前にある業務に対して自分が今持っている力を完璧に生かせることができるようにならないとって思っています。
良い空間に良いものを、そこにあるステキな建築物、そういったものをたくさん観て、感じて、自分の中に吸収して、引き出しの中に蓄積して、それらを自由自在に、自分の色をプラスして私が担当する物件として具現化させたい。なので、引き出しの中身に、もっともっとたくさん詰め込んでいきたい。今私に必要なのはこれしかありません。
最近、電動自転車にハマっていてですね、自転車で街を走って回っているんです。中目黒周辺とか、凝っててステキな家がたくさんあって、本当に勉強になるんですよね。旅行先でも観光名所よりもついつい建物ばかり見ちゃっています。推理想像するんですよね、この面白い窓の向こうには何があるのかな? リビングなのかな? そんなわけないかぁみたいな(笑)

ONE DAY…ある日のWakana.M

  • 09:00始業 情報チェック
  • 10:00担当物件打合せ
  • 12:00昼食
  • 13:00企画立案 プラン精査
  • 15:00現場訪問
  • 17:00進捗情報確認
  • 18:00終業 社内システムにて物件の進捗報告
PICK UP!プラン精査
プラン精査とは主に間取りの検討になります。最初は外注設計事務所の考えを精査しながら、敷地条件にあった間取りをゾーニングして、ここに住まれる方がどんな生活を送るんだろう、こんな間取りならニーズあるかな等様々なことを検討します。これを重ねることで、プランが完成していくため企画立案には欠かせない工程になります。

What’s your specialty?誰にも譲れないこだわり教えてください。

日々全ての瞬間を大切に、意識して生活すること

良いなぁって思ったインテリアだとか、自分の好きなものを頭の中にインプットするのが好きです。私の仕事は良いと思うもの、アイデアを設計に起こして画にしていくことです。この仕事についてから、自分が好きで当たり前にしていたことが、段々と大切なことになってきて、今では日々全ての瞬間でそこを意識しながら生活しています。意識していないとたとえどんな瞬間でも日常化してしまうので。